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サッカーボールひとつで社会を変える

こんにちは。





青年海外協力隊ラオス・ウドムサイ県の

サッカー隊員の阿部貴弘です。



本のご紹介です。


スポーツ関係者、特にサッカー、教育に関わる

全ての方々に、是非是非お読みいただきたい著書。

既に、拝読していましたが、アウトプットする為に、

改めて、もう一度読み直しました。


この本は、昨年、一時帰国中にSports for smileという

団体の主催する「サッカーで世界を変える」というイベント

に参加した際に会場で
購入しました。



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「サッカーボールひとつで社会を変える」

~スポーツを通じた社会開発の現場から~

著者 岡田千あき


昨年の6月に出版されました。

著者の岡田さんは、Sports for smileの顧問でもあるようです。

なによりも、タイトルと元青年海外協力隊という点に

興味をひかれ手に取りました。

帯には、大きく


いま、スポーツに

できること



ゆるやかな人間関係をつくる

社会の変化に対応する

社会課題の解決に取り組む

国の未来をイメージする



と記されています。


帯裏にも記された章構成は、以下の通り。


第1章 人びとを魅了するスポーツ「サッカー」の力
1.いま話題のスポーツの力
2.世界が期待するスポーツの貢献
3.サッカーによる貢献

第2章 ゆるやかな人間関係をつくる
1.ホームレスワールドカップ・パリ大会2011
2.ホームレスのみが参加できる世界大会
3.日本代表“野武士ジャパン”
4.新しい人間関係をつくる

第3章 社会の変化に対応する
1.「東洋のパリ」の現在
2.企業スポーツの芽生え
3.SHTFLの活動からみえてくるもの
4.個人の幸せ、コミュニティの幸せ
5.社会の変化とスポーツの形

第4章 社会課題の解決に取り組む
1.HIV/エイズとの戦い
2.絶望から抜け出すために
3.ポジティブ・レディース・フットボール・クラブ
4.スポーツを用いたHIV/エイズ関連活動
5.サッカー×HIV/エイズ活動の有効性

第5章 国の未来をイメージする
1.Jリーグのアジア戦略
2.若い力にあふれる国、マレーシア
3.スポーツで若者の力を活かす
4..国の未来をつくる

第6章 スポーツを通じた開発の時代へ
1.日本ができる貢献
2.インフラ整備のジレンマ
3.サッカーボールひとつで社会を変える




著者は、大学卒業後、ジンバブエで青年海外協力隊で、

中高一貫の体育教員として活動。その後、

神戸大学大学院人間発達環境学研究科で博士号を取得。


国際協力大学論文コンテストにて、外務大臣奨励賞を受賞。


現在、大阪大学大学院人間科学研究科グローバル人間学専攻

の准教授として研究・教育に従事している。

どの章も、非常に興味をひかれる事例でしたが

特に第5章のJリーグのアジア戦略とマレーシアのスポーツ政策と

青少年育成についての章が印象に残りました。

この部分については、詳しくネットでも論文を閲覧することが出来ます。


東南アジアの開発途上国におけるスポーツを通じた青少年育成―マレーシアの青少年スポーツ活動の検証

↑ 抄録だけでも、まとめとなっているので、ご興味ある方は是非。
   ※神戸大学の山口泰雄先生の御名前も。

この本でも紹介されていた「JFA2005年宣言」 

~DREAM 夢があるから強くなる~
と表紙にJFAマークと共に記されています。

指導者カードと共に大切に保管しています。

ラオスにも持参していて、時々読み返していました。

また、サッカー指導者、スポーツ指導者には、必見の

「サッカー医学マニュアル」JFA作成

FIFA医学評価研究センターがまとめたスポーツ障害や

その予防、トレーニング方法についても記されていて、取り寄せ

ようと思ったら、ネットで無料閲覧することが出来ました。

JFA2005年宣言の詳細

あまり知られていないので日本サッカー協会(JFA)の理念をご紹介します。


JFAの理念
サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

以下、JFAのビジョン、JFAの約束2015、JFAの約束2050

上記リンク先をご覧ください。

先日の首都で開催された日本ラオス60周年サッカークリニックの様子

※JICAラオス事務所のFacebookトップ画像に採用いただきました。
(FacebookのJICAラオスページにリンクしています)

今年は、青年海外協力隊が1965年ラオスに第一号として派遣されて

から50周年の記念すべき年でもあります。

サッカーやスポーツを通して出来ることがあるのではと、

現在、様々なイベントを関係者と共に企画中です。

先日、ガンバ大阪よりサッカーボールがラオスに届けられました。

こちらの経緯についての詳細については

拙ブログ
秘湯の村へサッカーボールを寄贈

ご参照ください。


ラオスに届けられたサッカーボール


サッカーボールひとつで社会を変える

著書のおわりにより抜粋

各国の開発課題も変化している。一部の開発途上国では、解決に向かって

いる課題も少なくないが、国内の貧富の差激しくなる一方で、国内での格差

もますます深刻なものになっている。

個人の幸福を追求していくと、各々の課題は複雑化、細分化し、効果的な開発

というのは難しくなるが、この状況において、サッカーにできることを全ての

サッカーの愛好者と考え始めれば、世界は変わると思うのは日和見的であろうか。

~中略~

一人でも多くの人が平和で安全な環境で心からサッカーを

楽しむことができる日が来ることを願って。



スポーツを研究・実践してきた一人として、非常に新たな知見を

いただき勇気をいただいた一冊でした。


今日も、ありがとうございました。

サッカーボールひとつで社会を変える ‐スポーツを通じた社会開発の現場から ‐ (阪大リーブル)/大阪大学出版会
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ラオス新年 サバイディーピーマイ

こんにちは。





青年海外協力隊ラオス・ウドムサイ県の

サッカー隊員の阿部貴弘です。


4月中旬の14日~16日はラオス新年になります。

この時期は、日本の正月に当たり、大型連休となります。

普段から、ビアラオ(ラオスNo1ビール)は良く飲みますが、

この時期は飲む量も飛躍的に上がります。


そして、ラオス新年は、別名水かけ祭りと呼ばれ、御互いの

健康や成功を祈念して、水をかけ合います。




教育スポーツ局の忘年会?にあたるパーティーにて

新年が明ける前から、フライングで水かけが始まりました。

洗剤と水を豪快に掛けられます。



駆けつけ3杯ならぬ、バケツでビールが回ってきました。

一気で飲むように、声が掛かります。

少し遅れて参加したところ、既に、周りは出来上がっていました。

ピーマイ(新年)パーティーでは、とにかく昼から飲み続けます。


飲みの間には、踊ります。

多くのパーティーでは、飲みと踊りがセットで続きます。

この期間は、至る処で、カラオケと爆音が昼夜にわたり鳴り響いています。



最後は、全員びしょ濡れ。

濡れても良いように、皆さん携帯は防水ケースに入れています。

普段真面目な学校の先生方も、この時ばかりは、同僚と楽しみます。




日を改めて、別の日、ウドムサイ県のサッカー協会の幹部の

御自宅にご招待いただきました。

車販売店を営んでいて、トヨタ、マツダ、三菱、日産と外車になる

日本車が良く売れるようで展示販売されていました。

豚の丸焼き

ハンドルが付いていて回転させて炭焼きで焼きます。

少しお手伝いさせていただきました。

この日は、新年会のパーティーでした。

黒い記念Tシャツに着替えて乾杯!

この日も、良く飲みました。

そして、水も掛け合いましたが、防水機能のない携帯を早々に

避難させてしまったため、写真が残っていません。




新年が明けて、ウドムサイ県ラー郡の御寺に御参りに。

同期の新井隊員と共に。


ラー郡の御寺の前で記念撮影。

新年の元旦だけあって、多くの参拝者が訪れていました。

仏像にも、御利益があるよう水をかけていました。



御寺内

お坊さんと参拝者が祈りを捧げていました。

このラー郡のパチャオシンカムと呼ばれる御寺は、御利益のある

御寺としても有名で、昨年のウドムサイ国体前にも勝利を祈願して、

選手と共に訪れました。



活動の無事を祈り、御寺を後にしてからは・・・・



ラー郡の魅力の一つ天然露天温泉へ。


大自然の中での天然温泉

こちらの温泉の温度は、少し高め。

泉質は、ナトリウムと酸性が強い感じで、湯上りの爽快感が

非常に高く、このお休みを利用して何度か訪れました。





火照った身体を川でクールダウン。

温泉の隣に川がある為、温冷交互浴を繰り返すことで

新陳代謝も上がり、疲労回復効果も高まります。

ピーマイで疲れた体内外の良いリカバリーになりました。





ラー郡のラーカムホテル

川の側にあって、プライベート温泉も備えています。

マネジメントの部分は、少し改善すべき点もありますが、

室内も清潔で、ゆっくり宿泊することが出来ました。



そして、再びウドムサイ県中心部サイ郡へ。

まだまだ水かけ祭りが続いていました。


友人宅へ。


掛けられた分、掛け返します。

ただ、赤ちゃんや小さい子供には掛けません。

水かけにも、暗黙のルールがあるようです。


水かけ祭りでは、トラックの荷台から水をかけられます。

そして、ホースで応戦しました。

撮影は、離れたところから、新井隊員。




ウドムサイの有名人、真ん中がスック。

日本人に、とても親切にしてくれます。

ラー郡にも、車で送迎してくれました。

ありがとう。



森隊員作成の日本食かき揚げとゆば

ピーマイ休みを利用して多くの青年海外協力隊員が

ウドムサイ県へ遊びに来てくれました。

お陰様で、美味しい日本食もいただくことが出来ました。


ラオス人、日本人と共に、ピーマイ祭りを満喫することが出来て

良い休日を過ごすことが出来ました。


残りの任期である5ヶ月余りの活動も、楽しく、実りのあるものになるよう

一日、一日を大切に過ごしていきたいと思います。



今日も、ありがとうございました。



スッパダーちゃんは、元気です!

こんにちは。





青年海外協力隊ラオス・ウドムサイ県の

サッカー隊員の阿部貴弘です。




先週末は、友人の親戚の結婚式にご招待いただき

行ってきました。

私の隣が、ソムロットさんと奥様のダオポンさん

青い服が、青年海外協力隊の森看護師隊員

前の双子のお二人の風船を持っていないのが

日本で手術を受けたスッパダーちゃんです。


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スッパダーちゃん御一家と共に。

もう一人スッパダーちゃんの御兄さんがいましたが

会場が暑くて先に帰ってしまいました。



ペッパンダー御一家

スッパダーちゃん、化粧をしない状態だと見分けがつかない

ぐらいそっくりです。

スッパダーちゃんは、日本語で貝ちゃん(クンちゃん)

お姉ちゃんがエビちゃん(キーちゃん)と呼ばれています。



結婚式会場

この日は、真夏日でテント内もサウナ状態。

ビールが進みました。


ラオス伝統料理が振る舞われました。

野菜に、鶏肉、タケノコスープに、ラープという香草料理にもち米。

ビールは、ラオス一番人気のビアラオ。



こちらへ赴任前に、元所長の高畑さんより、産経新聞の記者

豊吉さんをご紹介いただき、10年前のこの出来事を知りました。

スッパダーちゃんが、まだ11か月だった時に心臓病の手術の為

日本へ。しかし、その前後には多くのドラマがありました。



「神さまには戻さない」

生後間もない頃、娘の異変に気付いた両親は県立病院へ。

医療器具の少なかったウドムサイ県の病院では原因がわからず

首都ビエンチャンのマホソット国立病院へ。



苦しむ娘見て「決断」

その治療費を工面するために、土地を売り、貯金を崩して

母親も、ネックレスや貴金属を売って、タイまで診察へ。

そこで、心臓病の一種「左肺動脈右肺動脈起始症(肺動脈スリング)」

という診断を受けて、高額の治療費が掛かることを知らされる。

既に、資産が底を突いた状態になっていたところをJICAがサポート

して、明美ちゃん基金による援助が決まる。

未知の国である日本への渡航に迷いもあったが

苦しむ娘を見て決断。


「みんな」で救った命

5か月間の滞在中を支えたのは、日本のラオス留学生、

ボランティアの方々、医療スタッフの方々。

献身的なサポートがあって、2度の手術の末、一命を取り留める。


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辛かった時間は一瞬

母親のダオポンさんは、お会いしてわかりましたが本当に強く

優しい人だと感じました。記事を拝読すると、様々な困難が

あったかと思いますが、それを乗り越えて子どもを助けました。



スッパダーちゃん元気です。

父親のソムロットさんは、

「産経新聞、そして日本の国民の皆さんに感謝します。

基金がなければ娘は死を待つしかありませんでした。
言葉もでないぐらいうれしい」

と話していました。




6年前のTBS系の番組にて

「走れポストマン」という番組でその後の様子が紹介されました。

現在、スッパダーちゃんは10歳に成長していて御家族共に

元気に過ごしています。

父親のソムロットさんは、現在、NGOのプランインターナショナルに

勤めていて子どもの教育支援に従事しています。


ラオスのプラン・インターナショナルの活動


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スッパダーちゃんと親戚の子ども達(一番右がスッパダーちゃん)

ラオスでの乳児死亡率は、依然高い割合を示しています。

その為、JICAでは母子保健プロジェクトや看護師・助産師の派遣

保健教育の巡回指導などを行っています。


色々な御縁があって、今も元気に過ごすスッパダーちゃんを見ると

日本とラオスの60年の歴史には多くのドラマがあったと感じます。

青年海外協力隊も今年、派遣から50周年を迎えます。
(一番最初の派遣国も、ラオス)

日本・ラオスの文化交流イベントがウドムサイで出来ればと企画中です。

お世話になったウドムサイ県の方々へ日本の文化・伝統・料理を紹介

出来たらと考えています。また、詳細をお知らせしたいと思います。



今日も、ありがとうございました。


ウドムサイ県内の巡回指導とボール寄贈

こんにちは。





青年海外協力隊ラオス・ウドムサイ県の

サッカー隊員の阿部貴弘です。


先週より、ウドムサイ県内の他の郡へ巡回指導に

行っています。

普段は、自転車での移動手段のみの為、サイ郡の中心部の学校が

中心でしたが、日本より寄贈されたサッカーボールを届けに行くという

目的もあり、教育スポーツ局が車を手配してくれました。
(遠い郡には、泊まりで行ってきました。)

一緒に同行したのは、同じ青年海外協力隊の前西隊員

森隊員、学校体育局の課長の4人で行ってきました。


ウドムサイ県には、7郡ありそのうちの6郡を巡りました。

ナモー郡、パークベン郡、フン郡、ベン郡、ラー郡

そして、中心部のサイ郡の学校にサッカーボールを届けて

サッカー指導、バレーボール指導を実施しました。

もう一つ、ガー郡という地域がありますが、道も悪く

予算の関係上、今回は行けていませんでしたが、何らかの

形で、ガー郡の子どもにも届けられたらと思っています。



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写真は、パークベン郡の中高一貫の学校

主に、各学校の14歳~17歳ぐらいの生徒を中心に

体育の時間を利用して、指導を実施しました。

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サッカー指導中

基本のトラップとインサイドパス練習を中心に。

学校や年代によってレベルもまちまちでしたが

男女ともにサッカーへの関心は高く興味を持って

取り組んでもらうことが出来ました。

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最初に訪れたナモー郡の中高一貫学校の入口。

学校から離れた地域に住んでいる生徒は、寄宿舎で寝泊まりしていました。

この日は、昼頃に学校に到着しましたが、ちょうどお昼寝していました。

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子どものサッカー見学中

体育の講義を聞いて、その後、実技指導。

日本との講義の進め方の違い、こだわるポイントの違いを

感じました。サッカーについては、審判レベルのコートの大きさから

ゴールの高さ、幅までを一つ一つ教えていました。

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バレーボールのアンダーハンドパスの指導

バレーボール隊員の森隊員の指導風景

アンダーハンドパス10回を目標に練習中。

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リフティングの指導中

ボールの中心を蹴る基本練習。

どのスポーツも、まずは基本技術の反復から。


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リフティング練習中

女子生徒には、落とさずに続けるのは難しいので

地面に落としてワンバウンドで続けられるように指導。

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ジグザグドリブル

片足、両足でのボールコントロールの練習

その後、チーム対抗リレーゲーム。

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ナモー郡の生徒、校長先生と共に。

各学校で大変喜んでもらうことが出来ました。

指導後は、各学校の先生方とも食事会の機会をいただき

いろいろなお話をお伺いできたことも収穫でした。


大阪の茨木ハーモニーライオンズクラブ、ガンバ大阪の皆様

サッカーボールを寄贈いただき、ありがとうございました。


残りの任期も5か月となりました。

出来る限り県内だけでなく、ラオス国内外の現場も見て

廻れればと思います。


今日も、ありがとうございました。





第六回人間塾ラオス支部会

こんにちは。



青年海外協力隊ラオス・ウドムサイ県の

サッカー隊員の阿部貴弘です。

先週の土曜日に、第6回目の人間塾ラオス支部会を開催しました。

この会は、小倉広塾長が始められた参加費無料の読書会になります。

先達の偉人から学び、人間力を高めることを目的としています。

http://www.ningenjuku.net/about/


人間塾ラオス支部のメンバーと共に。

皆様のお陰様で、ラオス支部も第6回目の開催となりました。

青年海外協力隊のウドムサイ県の隊員6名で課題図書より学び合いました。


課題図書は、般若心経入門~生きる智慧を学ぶ~
著者ひろさちや (日経ビジネス人文庫)

それぞれのこの本からの学びのご紹介。


前西さん

P50 「いまある自分に満足できない餓鬼」

「ほんとうの幸福」は、自分がいま持っているもので満足する幸福。

人の幸福は、今あるところの幸せ。

「足るを知る」が大切。

他人の芝生が良く見えるが、与えられた場所で努力していく。



森美由紀さん

P96 「仏下駄主義(ぶつげたしゅぎ)」のすすめ
仏下駄主義とは・・・・
人間の物差しを捨てて、いっさいをほとけまかせること
神さまにげたを預けて生きていこうという考え方。

「過去を追うな。未来を願うな」

ヴィッパサナー瞑想センター、四国お遍路のお話

「今、ここ」に集中するということ。過去に囚われない生き方。


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萩原さん

P66 「レッテルをはがせ」

レッテルを貼るな!ということ。
 
中学校の卒業式の時の先生のエピソード。

どもりがある先生のスピーチを笑ってしまったが、実は、病気を患っていた。
そんな中でも、生徒のために尽くしてくれた先生を思い出したこと。

「空」なる物を勝手にゴム紐の物差しで測って差別しない。



新井さん

P126「未完成の完成」

いい加減は、仏教の「中道」にあたる。

お風呂の湯加減は、人によって、違う。
いい加減は、人によって異なるということ。

ラオスでも、いい加減を知り、ゆったりと生きること。

森治彦さん

中道とは「いい加減」な精神

「がんばるな!」

がんばるという言葉が嫌い。

バレーボール指導中もほとんど使わない。
既に、選手はがんばっているので、適度にやる大切さを。


阿部
P99 あきらめなさい

明らめる・・・物事の事情・理由をあきらかにする。
諦める・・・ダメだと思ってやめる。

明らめるとは、真理を明らかにするということ。

交通渋滞の時にも、まず、あきらめて、気持ちをゆったりと
持ってのんびりと構えていること。


人間塾後に打合せ。

今年8月に、ウドムサイ県で日本文化祭りを企画中。
※またこのイベントの詳細は、改めてアップいたします。

青年海外協力隊員と関連団体の皆さんと準備しています。


そして、勉強会後は、新井さんの誕生日会に。



ラオスの食材で作った日本風のすき焼き

美味しく出来ました。ありがとうございました。



ラオスの食材で作った漬物、サラダも。

森さん、いつも美味しい日本食ありがとうございます。

ビデオメッセージの編集も、お疲れ様でした。


サプライズのバースデー抹茶ケーキ

萩原さん、ありがとうございました。



人間塾での学びを活かして、ラオスでもより良い活動がしていけるよう

協力隊員、職場の仲間とも協力して残り4か月を過ごしていきたいと思います。




今日も、ありがとうございました。




首相府表敬訪問とJOCV隊員総会

こんにちは。




青年海外協力隊ラオス・ウドムサイ県の

サッカー隊員の阿部貴弘です。


先週1週間ほど、ラオス首都ビエンチャンで滞在していました。

首相府表敬訪問と青年海外協力隊の隊員総会、計画投資省との

スポーツ国際交流会などが開催されました。


首相府表敬訪問

副首相ブンポン氏への表敬挨拶と写真撮影。

副首相には、黒く日焼けしすぎていたからか、

「あなたは、ラオ人ですか?」と尋ねられました。



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表敬訪問後に、めこん川近くで、ウドムサイ県隊員と共に。

8月15日にウドムサイ県で日本文化祭りを開催します。

日本語のフリーペーパーでウドムサイ特集を組んでいただいたり

ラオス情報ポータルサイト「ラオスタ」では、ウドムサイ県の記事を

皆でリレー執筆しています。

LAOSTAウドムサイ特集

ぜひ、一度、ラオス北部の秘境温泉もあるウドムサイ県へ。


第46回ラオス隊員総会

安全講話、隊員の中間報告会、各種委員会報告、隊員間協議を行います。

普段は、任地でそれぞれ活動する隊員50名近くが、年に1度首都に集まる

貴重な情報交換の場になっています。



計画投資省とのサッカー友好親善交流試合。

日本側は、JICA、大使館、NGOの方々が集まった混合チーム。

サッカーと共に、綱引き、歌の合唱、ラオスのダンス、カラオケを

ラオ人、日本人と輪になって楽しみました。

スポーツ、音楽の力で、人の心をぐっと近づけられることを

改めて実感した場となりました。



交流会後の懇親会。

普段、会えない隊員、NGO、大使館の方々のお話は、とても興味深く

異国で頑張る日本人の方々に、元気をいただきました。

懇親会は、スポーツ後の美味しいビールと料理で大盛況でした。





同期の帰国。

同じ時期に派遣前訓練を共に過ごし、ラオスでも苦楽を共にした

隊員の本帰国お見送り。現職の教員、社員は、通常よりも3か月

早くの帰国となります。

田口隊員、お疲れ様でした!


ビエンチャンに出た時は、普段食べれないお寿司が食べたくなります。

少し値が張りますが、会食という目的もありいただきました。

日本に留学していたラオスの留学生会長をご紹介いただき、日本文化祭りの

協力要請をさせていただきました。


リトルハノイで会食

滞在中は、出来る限りJOCVだけでなく、多くの方々にお会いできるよう

心がけています。立場や仕事が違えば、それだけ多くの視点があり

貴重な情報をいただくことができました。

Mさん、御馳走様でした。





平成25年度1次隊の送別会

あまりにも人数が多く、一つの部屋では入りきらず、二手に分かれての撮影。

SV工藤先生、25-1JOCVの皆さま、お疲れ様でした。

最後まで、大変お世話になりました。


ビエンチャンタイムス6月25日記事

首相表敬訪問の記事が掲載されました。

アジアでも最貧国と言われるラオスには、世界中の援助が多数入っており、

その中でも日本は、トップクラスの援助実績。

青年海外協力隊が派遣されて50周年、日ラ外交関係樹立60周年という記念

すべき節目の年に、ラオスで滞在できていることに目に見えない御縁を感じます。

まだ残り3か月が残っていますが、ラオスに感謝せずにはいられません。

ラオスの方々に、特に、お世話になったウドムサイ県の方々に、日本の文化を

体験してもらいたいという想いから、ウドムサイ・日本文化祭りを計画しました。

具体的にどのようなイベントにするのか、出来るのかは、関係者とも協議中で

ここ1か月の事前準備が鍵を握ります。

参加者も、スタッフも全員が楽しめるよう、通常の活動と共にこの準備を

仲間と共に進めていきたいと思います。



今日も、ありがとうございました。

一流たちの修行時代@野地秩嘉

おはようございます。



青年海外協力隊ラオス・ウドムサイ県の

サッカー隊員の阿部貴弘です。



「一流たちの修業時代」(光文社)著者:野地秩嘉  

昨日の週末恒例キッズサッカー朝練習の前に読了しました。



表紙 一流たちの修業時代  光文社新書

15人の一流の仕事人の修業時代について語られています。

そして筆者が

1.自分がそれなりの結果を出したと感じたのは、いつの時か?

2.自分がひと皮むけたと思ったのは、いつだったか?

それぞれの方々に聞かれています。


目次

1章の創業者の気骨を見ると

ユニクロ柳井正氏、伊那食品工業の塚越寛、元大分トリニータ社長、観光庁

長官も務めた溝畑宏氏と錚々たる人物が並んでいる。

どの方々のエピソードも非常に勉強になったが一番印象に残ったのは

壱番屋創業者顧問の宗次徳二氏の言葉、エピソードである。



宗次徳二氏の御写真

<プロフィール>
日本の実業家。株式会社壱番屋の創業者で元会長。現・特別顧問。NPO法人イエロー・エンジェル理事長。宗次ホールオーナー。

生後間もなく、養護施設に預けられて実の親の顔も知らない。

この苗字「宗次」という名も、実の親のものではないという。

養父母の下、極貧の少年時代を過ごし、喫茶店からスタートして

一部上場の企業を作った創業者のエピソードは、心に沁みた。


クラシック音楽が心の支えだったという。

毎朝5時に起きて、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲第一楽章を

聞いてから、豆腐屋のアルバイトに行ったという。


宗次氏の言葉


「つらい時は前を向き誰も恨まなかった。」

「人間に苦労は必要ですが、苦労をしている最中に
 不遇と思ってはいけない。」

「行き当たりばったりでもいいから、その日その日を全力で生きる。」

「大きなことを考える前に手を抜かずに1日仕事をしてみる。
 目の前の人に喜んでもらえればそれでいい。」




10年ほど前に、鹿児島のココイチに当時勤めていたスポーツクラブ社長と

仕事の途中に立ち寄ったことを思い出しました。薄利多売はせずに、

サービスが気持ち良いからこそ、社長もリピーターだったのだろうと思います。

スポーツクラブも笑顔と気持ちの良い挨拶と接客を目指していたので、

それが出来ていなかった私に、社長は伝えたかったのかもしれないと、

今ならば想像できます。。。。(滝汗)






もう一人、心に残った人物。

元リッツカールトン・カンパニー社長の高野登氏を御紹介したい。

7年以上前のことになるが、日本一のビジネス系メルマガ平成進化論の

鮒谷さんの放談会の時に、高野氏もご参加されていて初めてお会いしました。

柔和な笑顔が、非常に印象的なジェントルマンだった。

たしか、当時、新刊だった高野氏の御著書を参加者全員に自らプレゼント

されていたと思う。ありがたく拝読させていただきました。

ありがとうございました。



絆が生まれる瞬間/かんき出版
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こちらも一流のホスピタリティを学べる名著でした。



高野氏の御写真。

<プロフィール>
1953年生まれ。専門学校日本ホテルスクール(旧プリンス・ホテルスクール)卒業後、ニューヨークに渡る。ホテルキタノ、NYスタットラー・ヒルトンなどを経て、82年NYプラザホテルに勤務。その後、LAボナベンチャー、SFフェアモントホテルなどでマネジメントを経験し、90年にザ・リッツ・カールトン・サンフランシスコの開業に携わった後、リッツ・カールトンLAオフィスに転勤。その間、マリナ・デル・レイ、ハンティントン、シドニーの開業をサポートし、同時に日本支社を立ち上げる。93年にホノルルオフィスを開設した後、翌94年日本支社長就任。

この本に登場する人物は、高野氏はじめ、みな非常に良い御顔をされていました。

苦しい修業時代はなかったという。

良い人たちに巡り合い、導いてもらっただけだと。


高野氏の心に残った言葉

「修行とは何も自分だけが修行することではない。

自分の修行が他人に伝わり、他人もスキルアップすることは

全体の成長に繋がる。自分の修行が他人の役に立つことは、

大きな成果であり、そして、他人の役に立つことは、自分に

とっても成長だ。」





「経験したことのないトラブルや状況に直面した時に大切なのは、ビジネス

ノウハウやテクニックではありません。心の中に支えがあるかどうかです。

メンタルな力がないと乗り切ることはできない。」


朝練が終わり、手を合わせて「ありがとうございます。先生」と挨拶する子ども達。

基本的に、下手でも、貧乏でも、誰もが参加自由にしています。

靴を持っていない子ども、身なりの整っていない子どもも来ますが、

全て受け入れて、やる気のある子には、熱く技術指導しています。



朝練が終わり、一人競技場をスロージョギング。

今朝は、土砂降りの雨が降っています。

ただ、止まない雨はありません。雨降って地固まる。

苦しいこと、しんどいことも途上国で暮らしていると、様々なことが

日々起こりますが、残りの青年海外協力隊としての任期2か月あまりを

全力で一日一日過ごしていけたらと思います。


今日も、ありがとうございました。



一流たちの修業時代 (光文社新書)/光文社
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併せて読みたい高野氏の新刊。
(自分は、ラオスで、まだ読めていませんが...)
リッツ・カールトンで実践した 働き方が変わる「心の筋トレ」/新潮社
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ウドムサイ日本文化祭り

こんにちは。





青年海外協力隊ラオス・ウドムサイ県の

サッカー隊員の阿部貴弘です。

2015年8月も終わりますね。


子ども達は、明日から新学期でしょうか。

ラオスでは、9月から新学年の新学期がスタートします。


今月の中旬、8月15日の土曜日に、任地のウドムサイ県で

ウドムサイ日本文化祭りを開催しました。

在ラオス日本大使館との共催事業として、JICA、ラオス国立大学

ラオス日本センター、ラオエア、BCEL銀行、青年海外協力隊ラオスOV会

民間各社から多くのご協賛を戴きました。

半年ほど前から、企画発起人として、準備を進めていき、

6月からは、実行委員会として、ウドムサイ県同任地の

協力隊員と共に準備を進めてきました。

様々なトラブルや困難にも見舞われましたが、

無事に大きな事故もなく、祭りを開催できたことに感謝しています。

多くの方々の御協力と御支援がなければ、祭りは成し遂げられませんでした。

関係者の皆さま、本当にありがとうございました。

以下、当日の写真になります。


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大家さんと大使館二元さんと共に。

二元さんは、大使館の広報文化班長として、通訳も翻訳もこなす

才色兼備の優秀な外交官。大車輪のご活躍で祭りを盛り上げてくれました。

ありがとうございました。


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ラオス美少女

日本の浴衣、良くお似合いです。


浴衣着付け無料体験中

青年海外協力隊員(JOCV)のボランティアスタッフが大活躍。

みなさま、本当にお世話になりました。子ども達も大喜びでした。



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書道体験コーナー

日本語を教える。書道体験は、自分の名前を日本語で

どう書くのかという子ども達が興味津々で集まっていました。




折紙コーナー

日本伝統の折紙で創作活動に熱中する子ども達。

花から動物、実用的な箱など本当に色々と作れるんですね。



昔の遊び体験コーナー

けん玉やあやとり、日本の伝統的な遊び体験スペースも人気でした。

子ども達は、それぞれ興味のあるスペースで目を輝かせて日本の

文化を体験していたのが印象的でした。


もちつき実演食事会

写真は、マハーサイ情報文化観光局次長と大使館二元さん

多くの人々が興味津々にもちつきを鑑賞して体験していました。

海苔に醤油の磯辺焼きが大人気。無料で振る舞いました。



LaoAsia Pacific Breweriesに協賛いただきました。

ナムコンビール、タイガービール、ナムコンスペシャル、ハイネケンに水を

ご提供いただきました。

コー社長はじめ多くのスタッフに応援にお越しただきました。多謝。


サワンナケート大学の専門家宮田さんにもお忙しい中、お越しいただきました。

背景には、ラオスODAマップ。

日本がラオスで、どこで、どのような支援を行っているかが一目でわかります。



開始前、スタッフで打合せ中

紺のポロシャツは、JICAの青年海外協力隊派遣50周年を御祝いする

記念ポロシャツであり、祭りスタッフシャツとして活用させていただきました。

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ありがとうございました。

ビエンチャンからお越しいただいたダンス集団「ドンドークシティ」

2回のステージパフォーマンスは、大盛り上がり。

子ども達の有志がダンスを習いたいとストレッチから学んでいます。




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昨年、ラオス国体で銅メダルを獲得したウドムサイサッカー女子選抜の選手たち。

応援と遊びに祭りに来てくれました。ハッピ試着体験。

日本食を御馳走したら、美味しいと喜んでくれました。


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同じくウドムサイ女子サッカー選抜の選手たち。

日本文化祭りを楽しんでくれてなによりでした。

もう少しで彼女たちとも、お別れです。。。



もちつき体験

楽しそうですね。

磯辺も黄粉餅も、大人気でした。

晴天にも恵まれて、500名を越す本当に多くの方々に来場いただき

日本の文化を体験していただくことが出来ました。



大変なことも多々ありましたが、青年海外協力隊の最後に思い出深い

貴重な体験をすることが出来ました。

お世話になったラオスの方々にも、日本の文化を体験していただけて

これ以上の幸せはありませんでした。

皆さまのお陰様で、感謝しかありません。

ラオスと日本の益々の友好促進を願ってやみません。


今日も、ありがとうございました。

開発と平和のためのスポーツセミナー@国連大学

こんにちは。





元青年海外協力隊ラオス・ウドムサイ県の

サッカー隊員の阿部貴弘です。


10月1日に無事に日本へ帰国しました。


家族、友人に、帰国の無事をお祝いいただいています。

本当に感謝しております。

ありがとうございます。

現在は、次のステージを探しながら、日本の生活に向けての

手続き、準備、リハビリを進めています。

先週の土曜日に、国連大学で開催された

開発と平和のためのスポーツセミナーに参加してきました。

主催は、一般財団法人嘉納治五郎記念国際スポーツ研究・交流センター。

概要は、以下の通り。

【開催概要】

日時:2015年10月17日(土) 14:00-17:00
場所:国際連合大学 エリザベス・ローズ会議場
渋谷駅から徒歩10分。地下鉄表参道駅出口B2(銀座線、半蔵門線、千代田線)から徒歩5分。国連大学本部に向かって左手にこどもの城、青山通りをはさんだ向かいには青山学院大学があります。

プログラム(予定)
14:00開会
14:05 SDPの概説 岡田 千あき氏(大阪大学人間科学研究科グローバル人間学専攻)
14:10海外におけるSDP事例
Mr. Ernesto Rebustillo(Right To Play International, Thailand) 
Ms. Maqulate Atieno(Mathare Youth Sports Association, Kenya)
15:40休憩
15:50国内におけるSDP事例の紹介
橋本 大佑氏(一般社団法人ふうせん遊び協会)
Sport For Tomorrowの紹介
16:20ディスカッション
ファシリテーター:岡田 千あき氏
パネリスト:Mr. Ernesto Rebustillo 
Ms. Maqulate Atieno
橋本 大佑氏
17:00閉会

参加費:無料

主催:一般財団法人嘉納治五郎記念国際スポーツ交流・研究センター
後援:Right To Play、Mathare Youth Sports Association、一般社団法人ふうせん遊び協会、大阪大学人間科学研究科グローバル人間学専攻、筑波大学、国連広報センター、独立行政法人国際協力機構(JICA)
協力:公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会






会場は、国連大学エリザベスローズ会議場 

会場内には、学生と研究者、スポーツ指導者、留学生など多彩な方々が

100人ほど、集まっていました。






開発と平和のためのスポーツセミナーのポスター

totoスポーツ振興くじ助成事業とスポーツフォートゥモロー認定事業で実施されていました。

そのため、参加費は、無料でした。



国連大学前で開催されていた週末限定のマルシェ

いろいろなお店が出ていましたが、毎週開催されているようです。

多くの方々で賑わっていました。



国連大学

渋谷と表参道の間にあります。

今回、初めて大学内にお邪魔しました。



ケニアの方のプレゼンテーション

ケニアのスラム街が、スポーツを通して健全化した事例をご紹介いただきました。

彼女は、ケニアサッカープレミアリーグの審判資格も取得されたとのことでした。



ケニアのスポーツNGOの取組スライド。

クリーンアップキャンペーン、奨学金制度、若者が希望をもって学べる

様々な仕組みを作っていることがわかりました。




Right to Play International の方のプレゼン。

非常にわかりやすい英語で、丁寧に団体の説明をされていました。

一昨年の国連ユースリーダーキャンプでも講師をされていたようです。



Right to Play International のスライド。

団体概要の説明。

説明と共に、ワークショップも開催されました。





Right to Play International のプレゼン資料。

英語ながら、これまでのスポーツを通した開発の仕組みがわかりやすく説明されていました。


パネルディスカッションは、時間がなくなってしまい、ほぼ質問で終わってしまいました。

個人的には、せっかくこれだけの専門家、研究者、学生が集まっていたので

この後に、懇親会的な交流の場があっても良かったなと感じました。


学びの深い一日でした。



今日も、ありがとうございました。

ラオスから日本へ帰国!

こんばんは!


青年海外協力隊ラオスのサッカー隊員

阿部貴弘です。


本日、無事に二年間の任期を終えて

日本へ帰国します。



ラオスでお世話になった皆々様

本当にありがとうございました。

そして、日本から支えてくれた

皆様、応援ありがとうございました。


全員が任期を終えて、帰国出来ることに

感謝の気持ちで一杯です。

ຂອບໃຈຫຼາຍໆປະເທດລາວ

ありがとう、ラオス!

Thank you very much Laos!


何度も申し上げます。


ありがとうございました。


日本の皆様、またどうぞ

よろしくお願い致します。

ただいまトランジット8時間待ちの

バンコク空港内より。

首都ビエンチャンでのダイジェストを写真で。


首都ビエンチャンのワッタイ空港同期と共に。

お見送りいただき、皆様ありがとうございました。



同任地ウドムサイ県の隊員と共にキンビア(飲み)

W森隊員、最後まで、ありがとうございました!


ラオス語のリン先生宅でバーシー。

ラオス伝統の儀式。旅立ちや節目の時に行われます。

リン先生、隊員の皆様、ありがとうございました。




カフェangoの吉岡さん(近い未来⁉︎)御夫妻と共に。

最後にお会い出来て良かったです。

いつも美味しい食事に、コーヒーで癒されました。

ほとんど夜は、ビアラオ飲んでたけど。。。

ラオス陸上連盟会長と共に。

実は、この日が初対面。

はじめましてとは思えないほど意気投合。

スポーツについて熱く語り合いました。

ビアラオ飲み始めそうな勢いなぐらい。。。笑



サッカー日本代表U-19の選手とスタッフと共に。

10月2日にラオスと対戦します。
(競技場で観たかった…。)

日本でテレビ観れるのでしょうか?


お世話になったラオス国立大学ラオス日本センター

佐藤調整員とご友人相馬さんと共に。

お二人とも青年海外協力隊の大先輩。

貴重なお話、ありがとうございました。




在ラオス日本人サッカー同好会の皆様と

ラオスプレミアリーグ所属の日本人プロサッカー選手

の皆様と共にお別れ会。

記念のユニフォーム感激でした!

ありがとうございました。




UNDPラオス 久保田副代表、新井隊員と共に

大好きなカフェ リトルハウスにて。


スズキバイク 張元さん御夫妻とポーカイさん御夫妻と共に韓国焼肉へ。

張元さん、ご馳走様でした。

ありがとうございます。


ウドムサイ県の教育スポーツ局スタッフ一同より。

ラオス代表のサイン入り記念ポロシャツ。

今日は、ラオスの皆様からの暖かい激励で

胸が一杯です。

帰国しても、ラオスと日本との絆を深められるよう

より一層、自分を磨き、精進してまいります。



今日もありがとうございました。


正木健雄先生を偲ぶ会

阿部貴弘です。



11月3日  正木健雄先生を偲ぶ会

日本体育大学世田谷キャンパスにて執り行われました。

昨日、今日は、そのボランティアスタッフとして

お手伝いに行ってきました。


去る7月19日に、正木先生は、85歳で永眠されました。

4か月前は、青年海外協力隊のラオスで活動中だったため

お世話になりながら、葬儀にも参加することができませんでした。


私にとって、正木先生は、父の師であり、両親の媒酌人であり

また私にとっても、偉大な研究者であり、

大変尊敬する先生のおひとりでした。


2010年4月29日の記事と2012年5月18日の記事 

日本体育大学名誉教授正木健雄先生会ってきた!



正木健雄先生との対話から学ぶ


過去のブログを振り返ると節目、節目で本当に正木先生から

多くをご教示いただき、導いていただいてきたことがわかりました。



今年7月は、直前に迫ったウドムサイ日本文化祭りの実行委員長で

準備に走り回っていました
が、その訃報に絶句し頭が真っ白になりました。

作業や指示が後手に回り、周りの方々には大変ご迷惑をお掛けしました。

お詫び申し上げます。申し訳ありませんでした。


先生は、当初、120歳まで生きると仰っていましたが、

会うたびに125歳、130歳とあがっていき、長寿の世界記録を

目指すと話されていたので、まさに青天の霹靂でした。



偲ぶ会は、1部では、献花、黙祷、学長、来賓のご挨拶があり

2部では、献杯と懇親会、各団体からのご挨拶がありました。

参加者は、400名を超えて、錚々たる研究者、先生方がお集まりになり

その御人徳と人脈の広さに頭が下がりました。




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第一部のご家族からのご挨拶 長女の田中かつらさん(精神科医)

正木先生の研究に対する真摯な取組、世界中の子どもの

からだと心の成長にどれだけ貢献してこられたかがわかりました。

ご家族は、さぞ大変だったと思いますが、奥様への愛情も伝わってきました。




献花されたお花(アーチェリーの的を表しています)

正木先生は、80を過ぎてから、スポーツ基本法に触発されて、

80の手習いとアーチェリーを開始されました。

会うたびに、その記録用紙を出されて、熱心にお話しいただきました。

先生は、いつでも、どこでも、メモを欠かさず、記録を取られていました。
(お酒の席でも、箸置きの包みを利用して)

机の前だけの研究でなく、現場へ足を運び、傾聴して、現場に役立つ

研究をずっと一貫して半世紀以上も継続されていました。



谷釜日本体育大学学長のご挨拶

正木先生の研究に対する姿勢を高く評価されていました。

「研究は誰のため、何のために研究するのかが大事。」

「何が問題かがわかれば、あとは解けばいいんです。」

印象的な先生の本質を突くフレーズをご紹介いただきました。

日本体育大学には、正木先生はじめ東京大学からも優秀な

研究者が数多く招聘されていることも分かりました。


前日の準備の時に先生の4面のパネルの一つを撮影。

マットを引いて、中央の献花台を設置する会場設営の作業は、

前日15時にスタートして、22時までかかりました。

スタッフの皆さま、本当にお疲れさまでした。




正木先生のお写真

日体大の現役学生から、教職員まで、みんなで準備を進めました。

前日の準備段階から、多くのゆかりのある方々と

お会いできて、とてもよかったです。



中央4面に掲げられたお写真の一つはアーチェリーを楽しまれている時のもの。

真ん中のアーチェリーの的が献花されて、少しづつ

形作られていくのは、とても良いアイデアと感じました。

献花された花は、参加者の皆さまに供養品として配られました。

目黒区のアーチェリー大会で初心者の部で初めて3位に入賞したときは、

3位にふさわしい選手になろうと次の日から朝から台所の掃除をする

発達が見られたとエッセイに記されていました。
(参加者は4人だったという記載もありましたが・・・立派!)


正木先生ご夫妻

先生の奥様は、先生より2か月早く、他界されました。

仲睦まじいご夫妻の様子を娘さんのスピーチから教えていただきました。

奥様が、認知症になってからも、先生は中目黒から船橋まで

毎日のように病院に通われていたとのことでした。


東京大学名誉教授 堀尾輝久さん

先生とは、同期であり、日本教育学会の会長として、先生と共に

日本の子どもの教育に大変ご尽力されたことがよくわかりました。

日本の子どもだけでなく、世界中の子どもの権利が守られるよう

様々な国へ足を運ばれて研究発表をされていたことも知れました。


先生、ありがとうございました。


第2部の会場設営と撤収までをボランティアスタッフと担当。

日体大の学生は、体力もパワーもあり、非常に良い働きをしてくれました。

また、全国からお集まりになった先生方とは、あまりお話しできませんでしたが

数名の方々とお話し出来ただけでも、大変光栄で学ばせていただきました。


鹿屋体育大学名誉教授 元学長の芝山先生と共に。

鹿屋体育大学・大学院時代は、大変お世話になりました。

東京大学の体育研究者仲間として、正木先生とは

懇意にされていたとのことでした。

久しぶりに芝山先生とお会いできて嬉しかったです。



最後になりましたが、

正木先生は、まず、傾聴。

そして、本質を突くお言葉をニコニコしながら

丁寧に説明される。決めつけない。

NHKでの特集番組「子どものからだは蝕まれている」の放送後

から発展的にスタートされた「子どものからだと心・連絡会議」を

37年以上続けてこられました。

養護教諭、研究者、医師、専門家、学生と共に

ワイワイ・ガヤガヤと問題を話し合う場を提供してきました。

私の父は、先生のお傍で事務局長として先生を支えてきました。

そして、先生に親子ともに導いていただいてきました。

本当に、頭が下がる思いで大変、大変残念です。

先生の御遺志を忘れずに、子どものために私自身もスポーツを通して

世界に貢献していけたらと思います。


正木健雄先生、心よりご冥福をお祈りいたします。


そして、心から感謝申し上げます。


本当にありがとうございました。





合掌。




<正木先生著作集>

正木健雄先生の子どものからだと心を科学する/合同出版
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青年海外協力隊発足50周年記念式典に参加

こんにちは。


阿部貴弘です。



11月17日に、パシフィコ横浜で開催された青年海外協力隊

発足50周年記念式典に参加してきました。
パシフィコ横浜入り口

この日は、曇りで夜にかけて、小雨が降って肌寒い日でした。

みなとみらい駅では、元青年海外協力隊の先輩方と思われる方々が

久しぶりに仲間と出逢い再会を喜んでおられました。


道の途中、途中で会場までのプラカードを持ったスタッフが。

地方から来られたとみられる方々も多く、大きな荷物を持参して

会場に向かわれていました。


パシフィコ横浜入り口

まるでディズニーランドを思わせる大行列ができていました。

元隊員と現役の隊員、そのご家族など関係者で溢れていました。



会場前の行列の様子

中には、派遣された国の民族衣装に身を包む方も。

これまでの派遣国数は、96か国、約4万人にもなる青年海外協力隊には

インターナショナルなユニークな方々が揃っています。



会場に入ってからも行列は続きます。

ここ最近、物騒な事件も多く、入場前に

金属探知機での持ち物チェックもありました。



大ホール内

式典中の撮影は、禁止だったので、開会前に撮影。

この後、会場内は、ほぼ満席。

第一部では、

天皇皇后両陛下もご臨席されて

来賓の方々の祝辞。

主催者挨拶、若者のスピーチ。

第二部では、

アフリカンダンスで盛り上がり

協力隊の50周年を祝う

「ひとりひとつ」の歌が披露されました。


そして、無事に閉会。


終了後に、ラオスOB会へ先輩方と移動。



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懇親会の会場前

パシフィコから歩いて10分程度。

ワシントンホテル横浜のレストラン個室にて。



ラオスOV会の懇親会。

参加者は28名(昭和隊員21名、平成隊員7名)でした。

ラオスの大先輩が数多く集まられていました。

普段聞けない革命前の貴重なお話に感動。

ブログでは、ちょっと書けないお話も聞けました。


大盛況で閉宴。

ラオスOVで、JICAラオス事務所長も務められた高畑さんの締めのスピーチ

普段お聞きできない革命前のお話も聞けました。

11月18日産経新聞紙面に。

両陛下が、青年海外協力隊式典にご臨席の記事が掲載されました。

笑顔で参加者に最後まで、御手を振られていました。



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式典の記念にいただいた協力隊の記念切手

大事に使いたいと思います。

参加者の全員に配布されました。




11月28日にロードショー映画「クロスロード」

青年海外協力隊がテーマの映画のようです。

映画「クロスロード」 公式ホームページサイト


ひとりひとつ

多くの歌手、芸能人が参加して完成した一曲。

式典の最後にも披露されました。


持続する情熱

式典のお土産にプレゼントされました。

青年海外協力隊50年の軌跡


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子供たちを指導するサッカー隊員。

名前が入ってませんでしたが、写真が掲載されていました。

2015年8月に五百旗頭先生がラオスのウドムサイ県まで視察に

来られた時の一枚になります。


50年という半世紀にわたる歴史を感じられる一日となりました。

今後、この協力隊経験を生かして、日本に、

世界に貢献していけたらと思います。


今日も、ありがとうございました。



鹿児島の旅2015~やねだん編~

こんにちは。


阿部貴弘です。



12月2日より、鹿児島を旅してきました。

旅の目的の一つだった鹿屋市串良町柳谷集落 

通称「やねだん」を視察してきました。


やねだんとは、行政に頼らない「むら」おこしをしている地域で、

今年9月にラオス南部のパクセーを旅しているときに日本人

経営のホテルで宿泊した際に、衛星放送のNHKでやねだん特集が

組まれていて、初めて知りました。


帰国してからは、バタバタとしておりましたが、2か月を経過して

やっと現地へ視察に行ってくることが出来ました。



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フェリーから見える雄大な桜島

鹿屋市串良町柳谷集落には、鹿屋市中心部からは

タクシーかレンタカーで行くしか交通手段がありません。
この地域の幾つかのスポットに飾られる芋焼酎の瓶のオブジェ

やねだんでは、プライベートブランドとして

本格芋焼酎「やねだん」を年間10,000本生産しています。

この他、独自の商品を作ることで自主財源としています。






串良さくら温泉

朝風呂にお邪魔してきました。

運営は、私の最初の職場であった㈱セイカスポーツセンターが管理しています。

温泉の泉質も良く、朝から最高のコンディションを作ることができました。


手前が豊重館長 自ら案内していただきました。

この日は、東京から視察に訪れていらした団体があり一緒に町内を

見学させていただきました。


牛舎を改築したギャラリーカフェ

芸術家の方々も移住されていて、手作りで改装したとのことでした。

本当に雰囲気も良く、美味しい珈琲をご馳走いただきました。

ギャラリーカフェ内

ちょうど3人展という作品展をされいて、絵画も拝見することができました。

大きい窓ガラスから、自然光が、入ってきて、ここでコンサートも

100人以上で、楽しめるとのことでした。

カフェを暖める薪ストーブ

珈琲をゆっくり飲めるスペースと

奥には創作活動を出来るスペースもありました。




豊重哲郎館長と共に。

やねだんの仕掛人であり、最大の功労者。

現在は、全国各地に講演へ出かける機会も増えたとか。

どのように取り組めが地域が活性化するか、皆が協力してくれるか

実践して、行動で示してこられたリーダーシップは、素晴らしく

お話に感動しました。

ありがとうございました。

空き家を利用した迎賓館という名の宿泊施設。

地域にいくつかの迎賓館が建てられていて、町内の人々で

役割分担して管理されていました。

研修で県内外から、多くの方々が来られるようになり、この事業も

収入源になっているようでした。



カフェ入り口に飾られた町内マップと鐘

この鐘は、移住された芸術家の方の作品で、熊本のお寺に

この後、運ばれるとのことでした。




土着菌も販売されていました。

土中に生息する細菌に米ぬかや砂糖を加え発酵させたもの。

肥料として販売できるように、町民で撹拌作業を当番制で実施。


注目を集めたやねだんの取組。

今年、地方創生大臣の石破さん、小泉進次郎復興大臣政務官も

視察に訪れて講演されたとのことでした。

「すぐれた人財は、社会の財産」

その通りだと思います。

やねだん故郷創世塾は、18期も開講されています。

この公民館には、やねだん全員の写真が掲載されていました。

やねだんのHPは、以下より。

やねだんオフィシャルWebサイト

豊重館長とお会いしてお話をお聞きできたこと、

実際の暮らしや生活状況を直接住民の方々、

移住された方々からもお聞きできて、大変勉強になりました。



今日も、ありがとうございました。

A Happy New year 2016

新年あけましておめでとう


ございます!

ສະ​ບາຍ​ດີ​ປີ​ໃຫມ່​!
ラオス語:サバイディーピーマイ

旧年中は、大変御世話になりました。

今年もよろしくお願い致します。

ピーマイラオ(ラオスの新年)

シャンティ国際ボランティア会の出版物

ラオスは、4月中旬に新年を迎えます。



実家の御馳走

お刺身に御節、蟹を家族と食べられて

大変幸せでした。




紅白歌合戦

2年ぶりに観ました。

紅組の逆転勝利でした。


新年走り始め

駒沢公園ランニングコースにて。

今年も走り続けます。


駒沢陸上競技場

高校サッカー選手権

熱戦が繰り広げられています。


駒沢公園中央広場

凧揚げをしてる親子がいました。

のどかな新年の風景。




小判型の御年玉袋

既にあげる立場ですが。。。

いただいてしまいました。




新年のお詣りへ。

近所の氷川神社へ。

青くライトアップされていました。



”多難は強運なり”

箱田忠昭先生の日めくりカレンダー

10年前の鹿児島時代に大阪セミナー

へ行き、初めてこの御言葉の色紙を

頂きました。


年末の特番

新井さんの月島にあるマグロのお店

今年、必ず行きます。




香港から日本へ旅行に来た親友Bart

彼とは、12年の付き合いになります。

香港に遊びに行ったり、屋久島行ったりと

鹿児島県庁の青少年国際交流プログラム

以来、お互いに連絡取り合っています。

ご縁があって、知り合った友人とは

長く付き合っていけたらと思います。


また、今年は、リオ五輪。

スポーツを学んできたものとして

オリンピックに携われる仕事をしたく

思っています。


今日も、ありがとうございました。





ラオスより帰国して4か月経ち感じていること

こんにちは。



寒中お見舞い申し上げます。

日本列島、大荒れで寒いですね。。。


お元気でお過ごしでしょうか?


阿部貴弘です。


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2015年2月ビエンチャンにて撮影 (JOCV山尾さん)

フェイスブックでは、近況を割とまめに報告していますが

ブログの方は、とんとご無沙汰しています。

フェイスブックのタイムラインへの投稿は、手軽で良いものの

流れていってしまって、なかなか見られる機会も限られます。

また、そもそもFBをやっていなかったり、SNS疲れで使うのを

やめてしまっていたりする方も、いるのでやはり自身の記録と

しては、ブログの方が良いのかもしれません。


2015年10月に帰国してから約4か月近くが経ちました。

次のステージを探しながら、今までやりたくてもできなかった

ことを思い切り満喫してきました。

具体的には、日本の美味しい食べ物を食べる、

友人と再会する。旅をする。読みたかった本を読む。

映画を見る。温泉に行くなどなど。。。

時間とお金がないと、まず出来なかったことを存分に

満喫させていただきました。同時に

自分に残された残りの命の使い方を

考動することで、考え続けてきました。

ラオスにいる間は、漠然と東京オリンピックに関わる

仕事が出来たら良いなと思っていました。

それでも、実際のオリンピックの仕事と一言で

いっても多岐にわたり、自分自身がこれだ!と

思えるような求人は、そもそも、なく。。。

良い案件は、口コミでほぼ決まってしまっていて

公募でのものは、ほとんどが契約、アルバイトの

誰でもが出来るような事務作業のような求人でした。。。

ただ、幸いなことに、私は、恩師と呼べるメンター的な

尊敬できる人物に大変恵まれてきました。

帰国してから、食事を共にしながら、

様々な相談に乗っていただきました。
(御馳走になってしまい恐縮です。。。)

今、志したことは、もっと学び、その学びを国際社会に活かして

いきたいという思いで、博士課程への進学を決意しました。

4月からは、幾つかの大学で非常勤講師をさせていただきながら、

お世話になったクラブや学校でサッカー指導も継続しながら、
(食い扶持とライフワーク)

勉強を続けていきたいと思います。

一番、強い思いは

スポーツを通した国際協力の分野で突き抜けること。

2年間、ラオスで青年海外協力隊のサッカー隊員と

して活動してきたのも何かの御縁。

開発途上国でのスポーツ振興、指導者の育成、

スポーツ国際交流、学術交流にも寄与していける英語力、

コミュニケーション力、実行力をこの3年間で、

しっかりと身につけていきたいと思います。

また、帰国後の4か月間、ラオスでの協力隊経験を

様々な場を頂戴してお話しさせていただいてきました。

昨日も、JICA東京国際センターからのご依頼で

荒川区の第3日暮里小学校5年生の2クラス76名に、

国際協力出前講座として講演させていただきました。。

子供たちの反応は、素直で、リアクションも良く、

笑顔や驚いた表情が最高でした。

講演後は、子供たちと、一緒に給食までご馳走になりました。
※携帯電話を紛失して残念ながら、写真がありませんが。。。。


直近での講演会のお知らせです。


今週金曜日の22日19時より、

市ヶ谷のJICA地球広場にて、

第11回ラオスを知る会
「コーチ阿部貴弘が体験したラオスサッカーもろもろ」

と題して講演します。

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場所:JICA地球広場セミナー202AB室
http://www.jica.go.jp/hiroba/about/map.html
出席希望:wattanatamlaoアットマークoutlook.comまで
会費:1000円



この講演会後は、24日より台湾へ4日間行ってきます。

それから

1月30日土曜日に小倉広さんの人間塾にて

第2部でお話しさせていただきます。

参加費無料ですが、会場使用代で一人200円必要。


第48回「人間塾」in東京は1月30日(土)
第1部 13:45~16:40、第2部 16:50~18:30 

課題図書は


坂村真民一日一言/致知出版社
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¥1,234
Amazon.co.jp

<2>会場 
【会場名】品川第二区民集会所 第一集会室 
【住所】東京都品川区南品川5-3-20 
【アクセス】京急線:青物横丁駅徒歩5分/
JR・東急・りんかい線:大井町駅徒歩10分 


詳細のお申し込み先
http://kokucheese.com/event/index/363351/

ご興味ある方、ぜひぜひお越しください。

お待ちしています。

今日も、ありがとうございました。



死生観について

おはようございます。




2月8日、東京は、風が寒い朝でしたが晴天。
※10日前に記した記事を加筆・修正。


雪が降る可能性もあったようですが、天気予報もまだまだです。

6時に起床して、八雲のラジオ体操後に駒沢公園をスロージョギング。

7時から、毎朝、サッカーの練習をされている八雲小学校の大先輩と

サイドキックの練習に混ぜていただく。
(70歳を超えても元気な老紳士が3,4人毎朝、公園で蹴っています。)

その後、最近、お気に入りのKOMAZAWA PARK CAFEで朝食。


食後の珈琲をゆっくり飲みながら

これからの生き方について、考えました。



一昨日の晩、実家へ帰ると母が、珍しく早い時間から寝込んでいました。

いつもなら、アサヒスーパードライをがぶ飲みしながら

テレビドラマを観ているのに。


一人焼酎を飲んでいた父に聞くと、体調が悪いらしい。


今年、66歳を迎えるにも関わらず、いまだ現役で働いている。

目黒区の複数の小学校で、既に数十年、非常勤の栄養士を務めている。

学校勤務後は、中学校や区立の体育館で卓球指導を続けている。

現役の卓球選手でもあり、今日(2/8)もラージボールの試合に行っていた。

教職員の全国大会では、東京都の代表選手として全国優勝も

5度経験している、かなりのおばさんアスリートである。


我が家では、母が卓球をすることは、当たり前の日常だったが、

どうやら世間一般では、普通ではないと気付いたのは社会人に

なってからかもしれない。。。


東京都や目黒区の大会は、優勝が当たり前な常連だったが

年と共に、最近は、準優勝や第3位が増えてきた。
※それは、それで素晴らしい記録だけど、本人は相当悔しいらしい。





先日、ラオスで一緒に働いていたウドムサイ県

教育スポーツ局の同僚が43歳という若さで急逝した。

ラオスの友人3人、そして奥様から、別々で、

その死亡を知らせる連絡がきた。


ラオス人らしくなく、長時間の労働も厭わず、朝早くから夕方まで書類を

作成したり、電話や口頭で同僚へ指示を出したりしていた。

赴任当初から、仕事のイロハ、ラオ人との付き合い方を教えてもらった。

昨年、私の活動終盤から、体調を崩して入退院を繰り返していた。





入院中、同僚とお見舞いに行ったが、笑顔で大丈夫だと話していた。

退院後、ずいぶん痩せたけど、快気祝いのパーティーを

やるから来てほしいと家に招待されてバーシーをして

みんなで健康を祈念した。

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退院後の快気祝いパーティー(みんなで飲んで楽しむ)

入院中のソンベーと看護する奥さん。



スポーツ局の同僚とお見舞いへ。

いつも元気いっぱいセンとサッカーコーチ兼審判の
CP(カウンターパート)サイ


病名は、ラオ語の専門医学用語でよくわからなかったが

おそらくガンだったのではと推測している。

当初は、盲腸だから切れば問題ないと話していたのに。。。


本当に、早い死で、残念で言葉にならなかった。

成仏を祈るしかありません。

ご冥福を心から御祈りしています。


もっとラオスの田舎も医療技術が発展していたら早期

発見できて、彼は死なずに済んだのではと考えてしまう。

一度、任地で骨折して、病院に運ばれたときに、窓にガラスも

なく、救急にも関わらず、数時間放置された。

県病院だったが、諸々の医療機器が壊れているし、修理を

出来る者もいなく、予算もないんだと、後から医者から聞いた。


ラオスでは、乳産死亡率が最も高く、平均寿命も短い。

これは、医療が奥地まで行き届いていないこと、そして妊婦に

対する母子教育も浸透していないことが影響している。

そのため、これまで長い期間、青年海外協力隊の日本の

若い看護師、助産師がラオスの僻地に赴き、献身的な

看護活動、衛生教育を実施してきた。

任期の終盤に、思い切って休暇を取って南部の田舎へ

バス旅に出かけた。

その際に、セコンという最貧県に派遣された同期の看護師を訪ねた。

ラオスの医療の現実を目の当たりにした。

どんなに無料だからと助言しても、それまでのしきたりや伝統を

大事にして、自宅で出産を望む妊婦。


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病院での母子教育の紙芝居。教育を受けていない女性でもわかるように。


産んでも、育てられない貧困、産後の十分な栄養を与えられない

悪しき伝統・慣習。。。問題の根は根深かった。

それでも、本当に食べられないほどの貧困は、少ない。

互助精神のある仏教国ラオスは、助け合って生きている。

田舎には、貧しくても、笑顔があり、礼儀正しさもある。

その家庭のしつけは、素晴らしいと感じた。



残念ながら、世界中の子どもが、全員、今の右肩上がりで育ってしまった場合、

人口爆発で、深刻な食糧不足、エネルギー不足になる可能性がある。



それでも、目の前の命は、助けたい。

難民問題には、もっと国として、受入れを表明してほしい。




私の母は、今は健康だけど、あと何年生きられるかは、わからない。

両親の祖父母は、既に亡くなっている。

両親が、元気でいられる期間は、短い。

いつ、つまずいて、入院したり、寝たきりになってもおかしくない。



自分自身は、より科学が進歩しても元気で活動できる

時間は、あと40年ぐらいだと感じている。

人生の折り返し地点に来ているのかもしれない。


この生きている間に、出来る限り親孝行したい。

親より長生きして、最後を看取りたい。


社会により役立つ人間になれるよう、もっと成長したい。



人間は、必ず死ぬ。


だからこそ今日を、今を精一杯生き切っていきたいと思う。

先に亡くなっていった友や師匠の分まで。


短期、中期、長期の目標を見据えながら、「今ここ」を大切に。

ベストを尽くしたい。


今日も、ありがとうございました。

※今は、母親、おかげさまで元気に復活しました。

2月の嬉しかったことは?小学生からの御礼の便り。

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阿部貴弘です。

テーマ
2月の嬉しかったことは?

現在、週に数日

JICA出前講座で、都内の小学校、中学校、高校へ

青年海外協力隊でのボランティア体験談を語りに行っています。

その訪問した小学校から御礼の御手紙をいただきました。



荒川区立第三日暮里小学校第5学年一同という御礼の手紙の束

ラオスでは、サッカー隊員として指導中心の生活だったので

その当時のユニフォームを着て、お話をさせていただいています。



達筆な小学校の先生からの御礼の手紙。

このお心遣いはとても嬉しかったです。

ありがとうございました。

以下、少しだけ小学生からのお便りをご紹介します。



サッカーの子どもたちはがんばっていい結果を出していたのは

すごいなと思いました。

私もいまがんばっていることがあります。だから

阿部さんの話でがんばる良さを知ることができました。

今日は、ありがとうございました。


JICAはなんの略かなと思ったら国際協力機構の略だと聞いて

JICAはむずかしい事が多いなぁと思いました。

阿部さんは、ラオスで人を助けていたと聞いてJICAは人を

助けるために色々なことをしているんだと思いました。



きちょうなお話をしていただいてありがとうございました。

サバイディというあいさつで文字がすごくむずかしそうで

どうやって書いたり覚えるのかなと思いました。

日本ではあいさつするときには、礼をするけどサバイディーと

あいさつするときは手を合わせてするので日本とちがって

びっくりしました。

世界のいろいろなあいさつを調べてみたいです。


私はボランティア委員に入っています。

エコキャップを集めたり学校のみんなから協力してもらって

お金を集めたりしています。

学校にいけない子たちのことを聞いてどれだけ

自分たちが幸せかがわかりました。


阿部先生も過去に色んな所でかつやくしてるのですね。

先生のあいさつ・返事・そうじやきちんと謝るなどの

心がけもよいなと思いました。

先日は、ありがとうございました。


この絵は、別の訪問先 八王子みなみ野中学校の女子学生より。

授業後に、プレゼントしていただきました。

話している間に書き上げてくれたみたいで、嬉しかったです。

心がこもった贈り物は、プライスレスです。

ありがとうございました。


最後にとても印象に残った御礼の手紙をご紹介します。



以下より

まだまだ寒い日が続いています。

先日は、楽しい授業をしてくださりありがとうございました。

僕は、先日の授業でさまざまな世界のじょうきょうが

たくさん分かりました。

一番おどろいた事は、つい最近までラオスで戦争をしていたという事です。

僕達には、平和なくらしがまっていますが、戦争をしている国というのは

どいうじょうきょうなのか分かりませんでした。

今でも不発だんが何発もうまっていると考えると

僕はとても悲しい事だと思いました。

でもさまざまな活動をしている事で、その国が救われていくと

思うととてもいい事だと思いました。このように僕は先日の授業で

たくさんの事を学びました。この活動をどんどん広めてください。

ありがとうございました。

以上


個人情報保護の関係で、名前を伏せましたが、みんな5年生です。

短い時間で想いを伝えるのは、なかなか難しいのですが

自分の予想以上に学んでくれたようで

とても嬉しい気持ちになりました。


荒川区第三日暮里小学校5年生の皆さん

本当に、ありがとうございました。


私も、これからの学び続け、行動し続けます。

一緒に良い社会を築いていきましょう。


今日も、ありがとうございました。




財団法人日本ウエルネス協会・主任研究員に就任!

阿部貴弘です。


フェイスブックのタイムラインで先行でご報告しましたが

今年4月から専修大学で非常勤講師をさせていただくことになりました。

専修大学の担当科目

・スポーツリテラシー(卓球)

・スポーツウェルネス(フットサル)

・アドバンストスポーツ(フットサル)


金曜日に3コマ神田キャンパスで担当します。


全力を尽くしたいと思います。

また、もう一つ非常勤ですが決定しました。

一般財団法人日本ウエルネス協会の主任研究員となりました。


名刺を先日、古川理事長から頂戴しました。

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名刺画像

こちらの団体は、長く日本のウエルネス事業の草分けとして様々な

事業を展開してきました。


上智大学の師岡教授から古川理事長を御紹介いただきました。

下記、財団法人日本ウエルネス協会のHP


一般財団法人日本ウエルネス協会


<法人の目的>
この法人は、栄養、運動、休養等を総合した健康生活を実践するための理論と方法について研究するとともに、これに関する情報の活用を図り、現代における正しい健康生活の実践を推進することにより、国民一人ひとりの健康生活増進に寄与し、もって福祉の向上を図ることを目的とする。



まだ、ホームページが更新されていないため、

私の名前が記載されていませんが今後、主任研究員として、

日本の方々の身体と心の健康づくり事業に

お役に立っていければと考えています。

私は、全国国内外問わず、御呼びいただければ、どこでも出張して

講演会、ワークショップ、サッカー指導、高齢者の健康づくり

子供の体力向上、ウエルネス、健康相談、地域活性化に

関する点で、ご要望承ります。

特に、東北、九州地方には、思い入れも人一倍強く

貢献したい気持ちで一杯です。

今週末で、311から5年が経過します。

私は、福島復興応援ツアーに参加して、少しでも地元でお金を

使い、福島県民の方々を元気づけられればと考えています。




本日、ボランティアで、NPO法人駒沢サッカークラブを指導してきました。

小学校、中学校で大変お世話になった私の出身クラブチーム。

後輩の活躍を願わずにはいられません。



今日も、ありがとうございました。


日本の幼児教育について考える①

こんにちは。

 

 

阿部貴弘です。

 

 

東京では桜が開花しました。

 

 

まだ1分咲き程度です。

 

4月から専修大学で非常勤講師をさせていただきます。

 

スポーツウエルネス、スポーツリテラシーという科目を

 

商学部の学生を対象に担当します。

 

そのカリキュラム作成や諸々の書類作成

 

連載の原稿に追われていました。

 

今年に入ってから、東京都内の公立小学校、中学校、高校で

 

JICA出前講座として、ラオスでの青年海外協力隊のお話、

 

奉仕の話、途上国の現状、ボランティアについて講師という

 

立場で体験を話す機会をいただいています。

 

特に、3月は、年度末だからか、毎週3,4回のペースで

 

色々な学校で話をさせていただきました。

 

その中で、気づいたことは、今の学校では、近現代史は

 

ほとんど学ぶ機会がないのではということです。

 

戦争の終戦日も答えられない、原爆が落とされた日も知らない

 

アメリカと戦ったことさえ、知らなかったという学生がいました。

 

これは、歴史教育をGHQの政策で歪められた原因があります。

 

近現代史を教えない、自虐史観の歴史教育、日教組。。。

 

また、幼児教育については、待機児童も多く、私の住む

 

目黒区は不名誉なワースト1になってしまいました。

 

ある機関の試算によれば、幼児教育の無償化には

 

8000億円あれば出来るという

 

結果が出されたようです。

 

国民医療費は、40兆円を超えて

 

今でも上がり続けています。

 

この内の大きな数字が寝たきりの高齢者の

 

医療費に費やされています。

 

これからの日本を担う子どもたちの教育に一番力を

 

注いでいかないとならないと私は思います。

 

特に、保育園、幼稚園が少ないならば、その設置に予算を

 

何よりも真っ先につけるのが先決だと感じます。

 

医療費よりも教育費を上げてほしいと

 

いうのは私だけでしょうか?

 

 

教育がどれほど大切かは、途上国で嫌というほど

 

体験させられました。ラオスの田舎にいれば、電気・水道が

 

度々、止まってしまうのは仕方のない事でした。

 

 

ただ、学びたいという子どもが労働力に取られて

 

初等教育どまり、高等教育の機会に恵まれないのは

 

本当に残念な残酷な現状でした。

 

親も教育の大切さを感じながらも、田畑の耕には

 

子どもも大人も一緒になって繁忙期を乗り切ります。

 

子どもが大きくなれば、労働力になります。

 

女性は、田舎ほど若い年代で嫁がされます。。。

 

 

 

 

日本の子どもは、本当に恵まれています。

 

義務教育によって識字率は高く、日本語も話せます。

 

当たり前だと感じる人もいるかもしれませんが

 

これは当たり前ではありません。

 

 

英語は、高等教育を学んだものでも殆どが話せませんが。。。

 

ラオスの子どもは、母国語のラオ語も満足に学べない

 

少数民族も実際にかなりありました。

 

病院に運ばれてきた患者の言っていることが、理解できない

 

という青年海外協力隊の看護師の話を聞きました。

 

ラオ語でなく、その民族の言葉しか使用しない、文字のない

 

少数民族は、話し言葉も異なり、身振り手振りでしか対応が

 

出来なかったという話を聞いて衝撃を受けました。

 

 

日本の常識は、世界の非常識だという言葉がありますが

 

ガラパゴス化している部分は、多々あります。

 

現地に行ってみないとわからないことは沢山あります。

 

 

日本をこれから良い国にしていくには、

 

教育しかないとつくづく感じています。

 

特に、幼児教育がカギを握ると思っています。

 

感銘を受けた昇知三郎先生、正木健雄先生の

 

御著書を今、再読しています。

 

100歳先生の生きる力を伝える幼児教育

 

 

新いきいき体調トレーニング

 

 

 

目黒区立図書館で、お借りました。

 

 

次回は、その学びをこちらにシェアしたいと思います。

 

 

今日も、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

日本の幼児教育について考える②

阿部貴弘です。

 
 
以前、拙ブログでも紹介しましたが
 
学生時代に一年間休学して、ドイツで
 
インターンシップとして、ドイツの公立校で
 
体育教師、また、日本語、日本文化を伝えていました。
 
そのドイツ滞在時に、父から送られてきた一冊。
 
 
田舎だったため、日本語の漫画や雑誌が欲しかったんですが。。。
 
それでも読んでみると、とても面白く気づきの多い一冊でした。
 
その頃から、ずっと幼児教育に関する著書も読んできました。
 
 
父は、日本体育大学で学校体育を専門で教えていて、
 
特に、子どものからだと心の研究を続けていました。
 
その父の師匠が正木健雄日本体育大学名誉教授でした。
 
正木先生のお勧めの著書が下記になります。
 
上記の本には、とてもやさしく子どものからだと心にとって
 
なにが一番大切かが書かれています。
 
まさき、井上ひさしさんの言葉そのものです。
 
「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、
 
ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、
 
まじめなことをゆかいに、ゆかいなことはあくまでもゆかいに
 
昨年、お亡くなりになりましたが、最後まで研究を続けられていて
 
日本の子どもたちの為に尽くされた方でした。
 
詳細は、下記に。
 
 
また、フェイスブックで御紹介しましたが
 
愛に生きる  著者:鈴木慎一
 
こちらも名著です。
 
全ての子どもに可能性があると鈴木先生は記されています。
 
才能教育の鈴木メソッドとして、多くのバイオリニストを育成された
 
先生だからこそ、とても説得力があります。90刷りを重ねて
 
長く読み継がれている本とは、やはり名著で学びが多いです。
 
また、昇知三郎先生は、3歳児教育学会を立ち上げられました。
 
医学博士号と文学博士号を取得されたのは、文豪の森鴎外に
 
次いで、二人目だというから驚きです。
 
 
107歳で亡くなられましたが、先生の残された
 
十大教育原理は、教育の本質を突いたお見事な原理です。
 

十大教育原理

 

こちらは、何度も読み直しましたが、本当に大切です。

 

 

私は、教育の専門家ではありませんが、サッカー指導をしていて

 

どうすればもっと良い指導が出来るか、子供の才能を伸ばせるかと

 

いうことを学び続けています。

 

良い環境を整えてあげて、子供が伸び伸びと育つ遊びや

 

教育が、出来ればと考えています。

 

 

今日も、ありがとうございました。

 
 
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